1999-03-29 第145回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
済みません、時間がないのであともう一つだけ大蔵省の方にお伺いさせていただきたいんですけれども、日本特別基金というふうなものが不正流用されたという事件がございました。ここの情報公開もやはり同じように不十分ではないかというふうな指摘がございますが、その点についていかがでしょうか。
済みません、時間がないのであともう一つだけ大蔵省の方にお伺いさせていただきたいんですけれども、日本特別基金というふうなものが不正流用されたという事件がございました。ここの情報公開もやはり同じように不十分ではないかというふうな指摘がございますが、その点についていかがでしょうか。
○政府委員(黒田東彦君) 御指摘のございました日本特別基金、世銀に設けておりますけれども、この一部の使用について世銀職員の不正があったということがございました。世銀の方はその職員二人を解雇しておりますけれども、世界銀行との間でこの利用をより適切にするための方策というものを協議して次のようなことを決めました。
これにつきまして、我が国からは、この中に日本特別基金にかかわる者も含まれていると報じられていましたことから、七月二十九日に、世銀の日本代表理事よりウォルフェンソン総裁あてに、事実関係の早期解明及び可能な限り早い段階での情報開示を求める書簡を発出いたしました。
○谷口委員 ちょっと時間がないんで、最後に質問をさせていただきたいんですが、先ほど申し上げました日本特別基金、JSFについて、この中に奨学金制度というのがございまして、この奨学金、受給者が千三百人ほどいらっしゃる。このうち日本人が七十五人、このうち大蔵官僚が四十九人、この奨学金を受給されておるということのようでございます。
いずれにいたしましても、世界銀行におけるPHRDという日本特別基金、それからアジア開発銀行その他のところにもやや規模が小さいわけですがございますが、これらは、これらの開発金融機関が途上国に対する支援を行う際に、適切な支援が行われるようないろいろな技術的な支援あるいはプロジェクトの組成に向けてのいろいろな経費を途上国にかわって負担をするということでございまして、私どもといたしましては、基本的にこういった
ただいま御指摘のとおり、我が国が世銀に信託しておりました資金の使用に当たって事件が生じたということを契機といたしまして、日本特別基金の一層適正かつ厳正な管理運営のために世銀当局と協議を行ってまいりました。
他方、我が国は、国際開発金融機関の活動の支援のため世界銀行等に設立されている日本特別基金を通じて資金の拠出を行っている。その中で主に開発途上国の人材育成が目的とされている奨学金制度を、多数の大蔵省の職員のみが利用している実態の是正を図るべきである。 また、日本特別基金の使途に関する情報の開示を図るべきである。
一つは、大蔵省が世銀に日本特別基金、ジャパン・スペシャル・ファンドという形で拠出をしております。これは、ODA予算に計上されているODAでございます。
その中で橋本総理は、アジア経済危機への日本の取り組みとして世界銀行の日本特別基金などへの積み増しを表明し、アジア諸国に対し、貿易、金融面で支援することを明言いたしました。しかしながら、参加各国からは、日本自身の景気回復を実行することがアジア地域の経済危機を乗り越えるために極めて重要であるという意見が相次いだと報道されております。
具体的には、世銀、アジア開発銀行の日本特別基金を通じるアジア諸国の金融セクター改革支援を柱とする我が国の協力強化、ASEM信託基金の設立に賛意が示されましたほか、アジア地域にハイレベルのビジネスミッションを派遣することで意見の一致を見ることができました。また、首脳間で忌憚ない政治対話を行えたこともあり、相互理解の増進が果たせたことも成果であると思います。
一つは、今度のASEMに対する議員の御評価でありまして、私は日本についての部分を別に改めて申し上げたいとは思いませんけれども、例えば我が国は、既に私自身が大蔵大臣のころに世銀あるいはアジ銀に日本特別基金を創設いたしまして、それなりのこの枠を使って、スキームを使っての支援をしてきましたが、今回ヨーロッパ側がイギリスの提唱でASEM信託基金というものをつくろうと。
他方、御案内のように、我が国は世銀とアジ銀に日本特別基金というものを設けまして、これも同じく技術支援のための基金でございますが、特に今回のアジア危機にかんがみまして、世銀とアジア開発銀行とを合わせまして十六億円程度をこの金融セクター改革のための技術支援に充てるということをいたしております。その十六億円の金額を今回さらに増加をしょうということで、世銀、アジア開発銀行と話し合いを行っております。
○大村説明員 日本特別基金について御説明させていただきたいと思います。 ただいま先生から御指摘がありましたように、国際開発機関によっては相当程度の日本特別基金の未使用残高があるのは事実でございます。 ただし、これにつきましては、その理由としまして、一つは、九〇年代半ばに各機関とも組織改革を徹底して行いました。
世界銀行あるいはアジア開発銀行等の国際金融機関に対しまして、日本特別基金、先方ではトラストファンドと呼んでおりますけれども、これによって拠出する金額は、九五年度が三百七十二億円、九六年度が三百七十七億円、そして九七年度が三百六十七億円になっております。
でやった方がより効率的というところもあるかとは思いますけれども、マルチの機関の場合には、中立性を保てる、あるいは環境、食糧、人口問題といったグローバルな問題に対してすぐれた知見を有する、世界銀行の場合ですと六千人程度の職員がいて日ごろから研さんを積んでいるわけですが、こういうノウハウなり知識を十分活用しながら全体としてバランスのとれたODAを実施していく、こういう中で、アジ銀あるいは世界銀行に対する日本特別基金
○井川説明員 基本的には、大宗は日本特別基金でございます。ごく例外的でございますけれども、アジア開発銀行に研究あるいは研修のためのADBインスティチュートというのを設立することにいたしておりますけれども、この分が昨年度で十五億円、今年度で二十億円の予算措置をいたしております。それ以外のものにつきましては、おおむね日本特別基金ということでございます。
また、文化財の保存それから修復についても、先ほど政務次官からも御説明がございましたとおり、ユネスコに日本特別基金というものを設けて支援いたしております。 先生のおっしゃるとおり、相手国の文化の尊重とそれからそれに対する支援ということは大変重要であるというふうに考えております。
それから二点目申し上げましたら、日本から開発途上国への民間資金の還流促進に資することをねらいとした日本特別基金、これは一九八八年に設けられております。それから三点目に申し上げましたら、人材育戒を図るために奨学金制度が日本の拠出により昨年度IDB内に設置された。それから四点目に挙げましたら、日本輸出入銀行及び海外経済協力基金、これがIDBと協調融資という形でIDBの融資活動を支援している。
昨年中曽根総理が訪米された際表明いたしました世銀の日本特別基金は、我が国が開発途上国の債務問題に適切に対処するため、我が国の民間資金を世銀を通じて途上国に還流するということを促進するために特別基金を創設したということでございます。 さらには、どのような仕組みになっておるかということを御説明いたしますと、我が国から世銀に対し三年間で三百億円の無償資金を拠出いたします。
○高沢委員 もう一度ちょっとお尋ねをしたいのですが、今、日本特別基金は民間資金でというあれがありましたね。今言われた三百億、それから今度は三千億、この関係は、三百億は財政資金でやって三千億は民間資金で、こういう関係になるのですか、いかがですか。
○高沢委員 中曽根前首相の昨年の訪米に当たって、世界銀行に日本特別基金を創設するということをお約束されたというふうに聞いていますが、この日本特別基金というのは現在はどういうことになっていますか。もうできているのか、その額はどれくらいで、どういうふうに運用されているのか、その辺のことを説明してください。